Vobile Japanが提供するYouTube上で無断使用されている コンテンツを特定し、広告費の還元をおこなう RightsID(R)サービスをポニーキャニオンが採用
2022.04.07
Vobile Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大藤 健、以下/「ヴォバイルジャパン」)は、ヴォバイルジャパンが提供する、YouTube上で無断使用されているコンテンツを、独自のAI技術で発見・特定して広告費の還元(マネタイズ)をおこなうサービス(サービス名:RightsID(R)サービス、以下/「RightsIDサービス」、参考資料1)を、音楽・映像コンテンツの大手ソフトメーカーである株式会社ポニーキャニオン(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村 隆、以下/「ポニーキャニオン」)が採用することを発表します。
ヴォバイルジャパンでは、米国親会社のVobile Groupが独自に保有するAI技術を活用し、YouTube上で引用されたコンテンツを発見・特定し、各コンテンツオーナーのポリシーに従って対応条件を設定し、発見・特定された引用コンテンツがその条件にあてはまった場合は、海賊版として取り締まるだけでなくYouTubeからの広告費の一部を還元・実行するRightsIDサービスを2020年11月から、米国以外では初めて日本マーケットに展開してきました。
RightsIDサービスは、YouTubeが提供するContent IDというコンテンツ特定機能と連携して働きますが、Content IDが使うコンテンツのサーチ技術とは全く異なるAI技術を活用したサーチ技術を用いることにより、さらに多くのYouTube上の引用コンテンツを発見・特定することができ、クライアント様のマネタイズの最大化に大きく貢献できます。
YouTube上でコンテンツ戦略を積極的に展開するポニーキャニオンによる採用は、RightsIDサービス機能が高く評価されたものです。
■Vobile Japanコメント
RightsIDサービスは、米国では長年にわたりYouTubeの理解のもとに、多くの米国の映画会社、テレビネットワーク、音楽レーベルなどに採用いただいており、1社あたり年間数億円規模、また、累計では200億円を優に超える還元額を達成しております。日本においては、2020年12月に株式会社NexTone様に採用されたのを皮切りに、すでに多くの採用決定をいただきました。そのうち10社近くの方々には実サービスに入っており、実際にYouTubeからの広告費の一部の還元を実現しております。今回このRightsIDサービスをポニーキャニオン様に採用いただくことになったことは大変光栄であり、蓄積した技術、ノウハウを最大限活用し、ポニーキャニオン様が得る還元額の最大化に向けて努めて参ります。
<参考資料I:RightsIDビジネスモデルについての補足説明>
<参考資料II:YouTubeのContent IDについての補足説明>
YouTubeのContent IDサービスとの関係
●YouTubeエコシステムにはYouTubeそのものが提供するContent IDというサービスがあります。
・YouTubeとContent IDの契約を行うことにより、Vobileの提供するRightsIDサービスと同じ機能を実現します。
●Vobileの提供するRightsIDサービスは、YouTubeの提供するContent IDサービスと協力して働き、Content IDが見つけ得なかったコンテンツの2次利用を発見し、さらなるマネタイズを実現します。
・Content ID:フィンガープリントベースのサーチ
・RightsID:AI技術を活用したテキスト・メタデータベースのサーチ(セマンティックサーチ)
●この仕組みと補完関係は、当初よりYouTubeと密接に協議がなされ、YouTubeの理解と協力のもとに行われています。
<ポニーキャニオンならびにVobile Japan/ Vobile Group Ltd.会社概要>
(1)株式会社ポニーキャニオン
- 所在地
- 東京都港区六本木一丁目5番17号 泉ガーデンANNEX
- 会社設立
- 1966年10月1日
- 代表者
- 代表取締役社長 吉村 隆
- 資本金
- 1億円
- 事業内容
- 音楽、教養、文芸、スポーツ、映画、娯楽など各種オーディオ・ビジュアルコンテンツ、及び書籍の企画、制作、販売、映画配給、イベントの企画制作、地方創生事業
- 株式上場
- 東証一部上場
(2)Vobile Japan株式会社 (ヴォバイルジャパン)
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷1丁目12-2 クロスオフィス渋谷303
- 会社設立
- 2010年12月
- 代表者
- 代表取締役 大藤 健(おおとう たけし)
- 資本金
- 2,000万円
- 主要株主
- Vobile Group Ltd.
- 主要ビジネス
- 海賊版防止サービス、コンテンツ活用サービス
- 主要顧客
- 主要な在京テレビキー局、映画会社、ライブ放送配信会社等
Vobile Group Ltd.
- 所在地
- 米国カリフォルニア州シリコンバレー(サンタクララ)
- 会社設立
- 2005年5月
- 代表者
- CEO Yangbin Wang
- 事業拠点
- 東京、ロサンゼルス、ポートランド、香港、杭州、シドニー
- 株式上場
- 2018年1月香港証券取引所メインボード上場(SEHK 3788)