Vobile Japanが提供するYouTube上で無断使用されているコンテンツを特定し、広告費の還元を行うRightsID(R)サービスをビクターエンタテインメントが採用(国内12社目)
2022.09.01
Vobile Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大藤 健、以下「ヴォバイルジャパン」)は、ヴォバイルジャパンが提供する、YouTube上で無断使用されているコンテンツ(違法動画)を、独自のAI技術で発見・特定して広告費の還元(マネタイズ)をおこなうRightsID(R)サービスを、音楽・映像ソフトの大手制作・販売会社である株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:植田 勝教、以下「ビクターエンタテインメント」)が2022年9月より採用することを発表します。
ヴォバイルジャパンでは、米国親会社のVobile Groupが独自に保有するAI技術を活用し、YouTube上で引用されたコンテンツを発見・特定し、各コンテンツオーナーのポリシーに従って対応条件を設定し、発見・特定された引用コンテンツがその条件にあてはまった場合は、海賊版として取り締まるだけでなくYouTubeからの広告費の一部を還元・実行するサービス(サービス名:RightsIDサービス(参考資料I))を2020年11月から、米国以外では初めて日本マーケットに展開してきました。
RightsIDサービスは、YouTubeが提供するContent IDという、違法コピーをチェックするコンテンツ特定機能と連携して働きますが、Content IDが使うコンテンツのサーチ技術とは全く異なるAI技術を活用したサーチ技術を用いることにより、さらに多くのYouTube上の違法な引用コンテンツを発見・特定することができ、クライアント様のマネタイズの最大化に大きく貢献できます。
今回のビクターエンタテインメントによるRightsIDサービスの採用は、RightsIDサービスの持つこの機能が高く評価されたもので、RightsIDサービスを採用した会社として国内12社目となります。
■YouTubeのContent IDサービスとの関係
・YouTubeエコシステムにはYouTubeそのものが提供するContent IDというサービスがあります。
- YouTubeとContent IDの契約を行うことにより、Vobileの提供するRightsIDサービスと同じ機能を実現します。
・Vobile
- Content ID:フィンガープリントベースのサーチ
- RightsID:AI技術を活用したテキスト・メタデータベースのサーチ(セマンティックサーチ)
・この仕組みと補完関係は、当初よりYouTubeと密接に協議がなされ、YouTubeの理解と協力のもとに行われています。
■ビクターエンタテインメントならびにVobile Japan/Vobile Group Ltd.会社概要
<株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント>
- 所在地
- 東京都渋谷区東1丁目2番20号 渋谷ファーストタワー
- 会社設立
- 1972年4月25日
- 代表者
- 代表取締役社長 植田 勝教
- 資本金
- 55億9,500万円
- 事業内容
- 音楽・映像ソフトの制作・販売、受託事業
<Vobile Japan株式会社 (ヴォバイルジャパン)>
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷1丁目12-2 クロスオフィス渋谷303
- 会社設立
- 2010年12月
- 代表者
- 代表取締役 大藤 健(おおとう たけし)
- 資本金
- 2,000万円
- 主要株主
- Vobile Group Ltd.
- 主要ビジネス
- 海賊版防止サービス、コンテンツ活用サービス
- 主要顧客
- 主要な在京テレビキー局、映画会社、ライブ放送配信会社等
Vobile Group Ltd.
- 所在地
- 米国カリフォルニア州シリコンバレー(サンタクララ)
- 会社設立
- 2005年5月
- 代表者
- CEO Yangbin Wang
- 事業拠点
- 東京、ロサンゼルス、ポートランド、香港、杭州、シドニー
- 株式上場
- 2018年1月香港証券取引所メインボード上場(SEHK 3788)