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Vobile、豪のIP-Echelonを買収、侵害対策サービスを強化

2018.12.26

Vobileは、IP-Echelon(本社/オーストラリア、メルボルン、代表取締役社長/Adrian Leatherland) の買収を完了しました。 この買収によりVobileはP2P、及び、検索エンジンにおける著作権侵害サービスの強化を図ります。

■IP-Echelonについて

IP-Echelonは、2008年に設立され、米国と豪州に本拠地を置く、P2P、及び、検索エンジンに対する著作権侵害対策ソリューションを提供する企業。エンジニアである代表取締役社長 Adrian Leatherlandを筆頭に、データサイエンティスト、データアナリストで構成されている。20カ国以上にモニタリング拠点を置き、著作権侵害が行なわれているIPアドレスを探知することができる独自技術を持つ。このソリューションは、ハリウッドのスタジオに採用されている。

■Vobile Japan株式会社のコメント

Vobile Japanは、2010年から日本で著作権侵害サービスを提供しており、すでに様々なコンテンツオーナーにご利用いただいています 。著作権侵害の手段が多様化する中で、今回のIP-Echelon買収により、新たにP2P対策をサービスラインアップに追加すると共に、検索エンジンに対する著作権侵害サービスに関しては、より効果的なサービスを提供する予定です。
以上

P2P(ピア・トゥ・ピア )とは、ピアと呼ばれる通信端末群で構成され、各ピアがデータを保持し、他のピアに対して対等にデータの提供および要求・アクセスを行う自律分散型のネットワークモデルをいう。ピア間で、著作権を持たない違法なファイルの交換に利用されることがある。

■Vobileについて (https://www.vobilegroup.com/

Vobileは、2005年に設立。米国シリコンバレー、サンタクララ市に本社を置き、世界のコンテンツ業界において高く有効性を評価されている、動画、静止画、音声などを識別するための特徴量抽出するMediaDNA®技術を有しています。ネット上のコンテンツを自動で認識・追跡・管理することができるMediaDNA®コンテンツ識別プラットフォームを開発。正確性、ロバスト性、拡張性に優れており、コンテンツオーナーから提供されるMediaDNA®、メタデータ、及び、ビジネスルールを登録した業界最大規模を誇るVDDB®(VobileDNAデータベース)を運営しています。

■Vobile Japanについて (https://vobile.co.jp

Vobile Japanは、Vobileグループの日本法人として2010年に設立。日本マーケットにおいて、MediaDNA®技術を応用した、著作権侵害対策サービスや、放送とインターネットのセカンドスクリーンサービスなどの提供を通し、業界内で確固たる地位を築いています。

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